こんにちは、そらお工房のそらおです。
今回は、
「キャラクターアニメーションの可能性を考える」ストックイラストからストック動画の道しるべ〈第2回〉
と題して、
ストック動画においてのキャラクターアニメーションの立ち位置について考察していきたいと思います。
ストック動画でキャラクターアニメーションを作りたいという方におススメの記事です。
ストック動画って何?と言う方は、前回の記事
【最初は、「ストック動画はデザインが9割」の心構えでいいんでないかい?】
ストックイラストからストック動画への道しるべ〈第1回〉
を読んでからの方が良いと思います。
そういえば最近、ストック動画に参入する方が増えてきましたね。
ストック勢の方が動画沼に足を踏み入れるのをTwitterの影から見つめながら、
自分は新たなプラグイン(スクリプト)沼にはまっています、、、(タスケテ)
目次
ストック動画におけるキャラクターアニメーションとは
さて、キャラクターアニメーションをストック動画で売るといっても色々なパターンが考えられます。
例として、私がMotionElementsで販売しているキャラクターアニメーションの動画を2つ紹介したいと思います。
こちらはピクト君シリーズとして色んなピクト君の動きをアニメーションしています。
解説動画などに使ってもらえればと考えて作りました。
コロナの時期に作り始めたこともあり、マスクバージョンも作っています。
こちらは、季節のイベント(ハロウィン)の素材として作ったアニメーションです。
YouTubeでハロウィンの時期に使ってもらえればと思っていたら、有名なYouTuberさんが使ってくれていて(実際は動画編集者さんが使ってくれて)超、嬉しかったです。
このように、キャラクターアニメーションは、解説(紹介)動画のアニメーションの一部、イベントの象徴など、動画の中のアクセントとして重要な役割を果たすことができます。
イベント系では、
正月、バレンタイン、卒業式、入学式、ひな祭り、節句、七夕、ハロウィン、クリスマス、などなどイベントある所に需要あり!
解説(紹介)動画は
学習系、職業仕事解説、商品紹介、などなどバリエーションは無限大ですね。
キャラクターアニメーションに関してはまだまだ売られてない穴場の素材があると思います。
そんな素材を自分で探して売れ筋を作っていくのも楽しそうですね。
最近、薬局にあるモニターで、病気の症状やサプリの紹介などのアニメーション動画を見たのですが、こういう紹介動画用にアニメーション動画素材作るのも需要ありそうだと思いました。
After Effectsでキャラクターアニメーションを作る
私はキャラクターアニメーションの制作には、主にAfter Effectsを使っているのですが、
After Effectsでキャラクターアニメーションを作る方法をYouTubeチャンネルで紹介しています。
動画は何本かあるのですが、こちら↓の記事にまとめていますので、まずこの記事を見て頂ければと思います。
【Duik Bassel】の使い方(チュートリアル動画/日本語)案内、〈After Effectsでキャラクターアニメーション〉
キャラクターアニメーションはAfter Effectsだけでなく他のソフトでも出来たりしますので、選択肢の1つとして見て頂けたらと思います。
私のストック動画のキャラクターアニメーションみたいなのを作りたいという方にはおススメです。
キャラクターアニメーションには伸びしろがある
海外のストック動画サイトの中には、クリエイター審査に出しても、クオリティ不足ということで、審査に通らないことがあります。
(3社くらいクオリティー不足で通らなかった、、)
そのサイトの動画を見てみましたが、言うだけあって高クオリティ、映像のプロのクリエイターが制作していたりするのでしょうね。
私ときたら、独学でAfter Effects初めて数年のひよっこです。
バリバリ高クオリティの動画をこれから作れるようになれる気がしない、、
でも、ストック動画の中でキャラクターアニメーションはそれほどまだ多くないし、すごく高クオリティ動画がそろっているわけでもない。
まだまだ私たちにも付け入る隙がある気がします。
日本人はアニメーションが日常の中に溶け込んでいるので、キャラクター制作においては世界トップレベルだと思っています。
ストックイラスト勢は商品としてのキャラクター制作がめっちゃうまいし、
そこにアニメーションを加えたら、世界に通用するキャラクターアニメーションが作れる気がします。
自分独自キャラクターでキャラクターアニメーションを制作したら、まとめ買いも夢じゃないのではないだろうか、、、
キャラクター制作得意な人は、ぜひキャラクターアニメーションに挑戦して欲しいです。
キャラクターアニメーションの展開の幅広さ
キャラクターアニメーションが作れるということは、キャラクターアニメーション用の素材が作れるということです。
すると、動画クリエイターの方や、動画制作会社(チームなど)などに、
「アニメーション用のキャラクター制作できます」という売り込みができるようになります。
アニメーション用のイラストは動画用に制作していないイラストとは違う気遣いが必要です。
なので、その違いが分かっていると自分のスキルを売り込む時に優位に働きます。
あと、たまに他で制作してもらったキャラクターを動かしてほしいという依頼がきたりします。
他の展開としては、LINEスタンプとか、あとGIF制作とか、Lottieとか色々考えられます。これから、今までにない展開の仕方もできるかもしれませんね。
Gif動画サンプル↑
これからのストック動画
広告業界においてストックイラストを使うことはもう当たり前になってきましたね。
映像業界でも、企業の広告料削減で制作費削減のためにストック動画を使うことが当たり前になってくるかもしれません。
そんな未来を予想して、今からストック動画に力を入れるのもアリかもしれませんね。
さて、どうなることやら、、(飽和することもあるかな、、)
これからもストック動画の動向を観察していくつもりです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。