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デッサン人形と自撮りを駆使して漫画原稿を描く方法(イラスト・漫画・上達法5)
こんにちは、絵の才能はないけど技術力でカバーすることに情熱を注ぐ空生 直(ソラオ ナオ)です。
今回は前回と前々回で紹介した、
人物を描くのが上手くなりたいなら自撮りマンガデッサンがオススメ!
デッサン人形を安く購入したいなら戦隊フィギュアがオススメの理由!
の方法を使って漫画を描いていく方法を紹介したいと思います。
(こんなやり方もあるんだな~)と参考になればなによりです。
今回は1ページの全てのコマでデッサン人形と自撮りを使いますが、実際の漫画原稿を描く時には、時間がかかりすぎてしまうので
普段は(描くのが難しいポーズ)(何度描いても描けないポーズ)の時にこの方法を使ってもらえればと思います。
では、早速、作業手順をおっていきたいと思います。
ちなみに漫画制作にはCLIP STUDIO PAINTのソフトを使用しております。(他のドローソフトでも可能です)
漫画制作手順
制作する漫画の簡単なラフを描きます
ラフは大体のポーズが分かれば良いです。
(今回の漫画の内容は、動きをつけるための分かりやすい内容にしました、ツッコミがある内容ですがね、、(^_^;))
ラフを参考に写真を撮る
自撮りにゴリラポッドとリモートシャッター、デッサン人形に戦隊フィギュアを使って写真を撮りました。
(写真のフィギュアのポーズに意味はありません(^_^;))
ラフを参考に写真を配置する
CLIP STUDIO PAINTで作業をしていきます。
コマ割りをします。
画像を取り込みます。
写真の角度や大きさを調整しながら配置していきます。(ラフどおりでなくてもいいです)
(これだけを見ると、ちょっとアホっぽい画像ですね、、(ノД`))
写真から輪郭線を描く
写真から輪郭線を描きます。
体の線がどうなっているか意識して描きましょう、大体の輪郭が分かれば良いです。
関節は人物を描くのに重要です、よく観察しておきましょう。
(4コマ目の手の位置を少し変えています)変更も臨機応変に!
輪郭線を参考にマンガのキャラクターを描きます
漫画の下書きの段階です。
写真の輪郭線を参考にしながら、マンガのキャラクターを描いていきます。
実際の写真とマンガのキャラクターは等身や顔の大きさ、手足の細さなどがかなり違うので
写真はあくまで参考にして、マンガのキャラクターの等身に調節しながら描いていきます。
ペン入れをする
ここからは普通の漫画原稿の制作過程と同じですね。
ペン入れをして、ベタを塗って、書き文字を描いて、セリフをいれます。
仕上げをします
トーンを貼って、ホワイトを入れて完成です\(^o^)/
超少女漫画です(*´∀`)花が舞ってます~wwwwww
まとめ
いかがだったでしょうか?参考になりましたか?
私も人物の全てコマで資料をもとに描くのは初めてでした(^o^;)
もし、実際の原稿でしたら、写真を資料に描くなら、4コマ目の倒れているシーンだけだと思います。
私の場合、こういった工夫をしないと描けないことが多々あります。
自分の絵の力量が足りないのが分かっているうえで、それでもより良い原稿を描きたいと思っています。
ひとつ描けないポーズがあって、何も資料を使わずに描いていたら、納得がいくものが描けるまでものすごく時間がかかってしまいますよね。
漫画を描くこと自体が時間がかかることなので、はぶける時間ははぶいていくほうがよいと思います。
そして漫画をいっぱい描いていけば時間を有効に使えると思います。
ほんとうに、時間が経つのは早いものです、、。
そのため、いろんな工夫を日々考えています。
今は漫画を描くためにいろんな技術が生まれています、せっかくこの時代に生まれているのだから、その技術を使いまくり
少しでも自分が良いと思う漫画を描いていきたいです。
最後まで読んで下さってありがとうございました。