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《イラスト・漫画・上達法4》(人物を描くのが上手くなりたいなら自撮りマンガデッサンがオススメ!)
こんにちは、どうすれば効率よく絵がうまくなるか模索している空生 直(ソラオ ナオ)です。
私は子供の頃から漫画家になるのが夢で、絵が上手くなりたいと思い色んな方法を試してきました。
そんな中、絵が上手くなるには、写真デッサン(写真を見てデッサンの練習をする)や模写などを練習するのが効果的と教えてもらい、デッサンや模写の練習に励みました。
スケッチブックも何冊かたまり、
これだけやれば、漫画の絵も上手くなるだろうと思いましたが、いざ漫画を描こうとすると、想像していたようには漫画の絵は上手くなっていませんでした。
あれだけ頑張ったのにと落ち込みました。
今になると分かるのですが、
《写真デッサンや模写を練習すれば、写真デッサンと模写は上手くなります。でも、その練習は、漫画の絵が上手くなる練習ではない》
ということです。
デッサンや模写は大切です、やはり基本ができていないと応用がききません。
でもある程度それが出来るようになったら、ぜひ、
写真からマンガデッサンをする練習に挑戦して欲しいと思います。
写真デッサンや模写からマンガデッサンの練習をすることで、マンガ(イラスト)の絵で人物を描くレベルが上がるのです。
でも、デッサンの写真集では、本当に描きたい絵、描いてみたいポーズがなかったりします。
なのでこの記事では、
《自撮りマンガデッサン》について紹介したいと思います。
《自撮り》で《マンガデッサン》することで、マンガ(イラスト)に適した絵の練習をすることができます。
マンガ(イラスト)に適さない写真でマンガデッサンするよりも遥かに効率的です。
なお、この《自撮りマンガデッサン》の紹介には、スマホ、CLIP STUDIO PAINT(お絵かきソフト)、ゴリラポッド、リモートシャッターを使用しています。
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デッサンの定義について、実際に見て絵を描くことをデッサン、写真を見て描くことを模写とする見方がありますが、この記事では、写真を見てかくこともデッサンとして書いております。さらに、写真を見て漫画の絵にすることをマンガデッサンと書いております。あくまでこの記事での呼び方とさせていただきます。
自撮りに最適『ゴリラポッドとリモートシャッター』
この記事で紹介する《自撮りマンガデッサン》には【ゴリラポッドとリモートシャッター】を使います。
〈ゴリラポッド〉はスマホやカメラで写真を撮る時の三脚の役目をはたします、ゴリラポッドの足はクネクネ曲がるのが特徴です。
写真のスマホを支えている軸の所も曲がります、なのでカメラを縦向きにすることも、斜めに角度をつけることも出来ます。
〈リモートシャッター〉は、遠隔操作でシャッターをきることができます。スマホから離れていても、手にあるスイッチでシャッターがきれます。
こちらの参考画像をご覧下さい、ゴリラポッドの色んな角度からの撮影スタイルを紹介しています。
ゴリラポッドの足を巻き付かせて、棒や柱などに固定できますし、床に置いてカメラを上向きにした角度から写真撮れます。
上、下、色んな高さから、工夫しだいで色んなパターンの写真が撮れます。
リモートシャッターと併用することで、自分しかいなくても色んな角度から自撮りができます。
少し変わったポーズが撮りたい、でも人に「こんなポーズ撮りたいから、このポーズして!」とは中々言えないものですよね。
自分が変な格好している時も恥ずかしくて人には見られてくないですよね、、
ゴリラポッドとリモートシャッターがあれば、自分の描きたいポーズを自分で自撮りして、自分が納得のいく写真が撮れるのです!
ゴリラポッドとリモートシャッターはコスプレイヤーさんにもオススメです~。
自撮りマンガデッサン実践編
では、私の《自撮りマンガデッサンの練習法》を紹介していきたいとおもいます。
まずは、自撮り写真を撮ります。
私の場合はスマホで撮ります。スマホで撮った写真は、自動でネットクラウド上にUPされる設定にしておりますので、すぐパソコン上で作業しやすくなっています。
次にCLIP STUDIO PAINT(他のお絵かきソフトでもできます)で作業していきます。
撮った写真を読み込みます。
〈作業手順を画像で説明しています。〉
②の作業では、写真の体の輪郭をなぞる時は、立体を意識して、関節の位置なども観察しておきましょう。
(ただなぞるのではなく、よく観察して体の作りを頭の中にインプットしていくといいです。)
③では、②を見ながらマンガキャラクターの体つきに変えていきます。マンガのキャラクターと実際の写真の輪郭の違いを意識して描いていきます。
(私の場合は、マンガのキャラクターは写真より腰がかなりきゅっと細いですし、手足も細くなります。顔は大きくなりますね。)
④では、目、髪、服を描き足します。顔の中を描く時は実際の目などの位置が役にたちます。服を描く時は体を包み込むように、服の作りにも注意して描きます。
この練習法を実践すると、体の作りを覚えられますし、同時にマンガの絵も上達します。
マンガの絵を立体で捉えることができるようになります。
実践で、漫画を描く時には、難しいポーズ、描けないポーズがある時にはこの方法を使うこともできます。
イラストを描く時に、いままで描けなかった難しいポーズも自分でそのポーズをすることで、理想的なイラストができるかもしれませんね。
自撮りマンガデッサン参考絵
実際に私が自撮りマンガデッサンをしてみたので、その絵を載せておきます。
自撮りマンガデッサンの参考にして下さい。
参考①(少し上から俯瞰で写真を撮りました)
「上を目指せ!」みたいなイメージで撮りました。
参考②(下からのあおりで写真を撮りました)
海辺の堤防を風を受けて歩いているイメージで撮りました。
参考③(正面から写真を撮りました)
悩んで落ち込んでいるイメージで撮りました。
このようにいろんなパターンで、自分で描いてみたいポーズの絵が描けます。
想像力をふくらませて、楽しんで練習してもらえればと思います。
女性の写真から男性の絵へ
自分とは違う性別の絵の練習がしたい時もありますよね。
でもモデルになってくれる人がいない時、そんな時は、自分の写真から違う性別を描いていきましょう。
ある程度、デッサンや模写をしていると、男性と女性の体つきの違いも分かってきていると思いますし、不安な時は、デッサンの本など参考になるものなど見ながら作業するといいですね。
では、女性から男性に変えていくマンガデッサンを紹介したいと思います。
説明画像を御覧ください。
女性の写真より肩幅を広げて、腰も広げて、手足を長くして、筋肉をつけて、男性の絵にしていきます。
元の資料写真が女性でも、男性らしいポーズで写真を撮り、それを参考にしながら男性の体つきに変えていくことで、女性から男性を描くことも可能になります。
もう一枚参考画像
意外と、女性の写真から男性の絵も描けるものです。挑戦してみて下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか?参考になりましたか?
今回は、自撮りをプッシュしましたが、自撮りでなくても、写真集やネットにある人物写真からマンガデッサンを練習することも練習になると思います。(あくまで練習に、作品として発表するときは著作権に注意)
デッサンや模写にひとくぎりついたらぜひ挑戦してみて下さい。
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